親知らずはどうするの
近年、柔らかい食べ物が多くなり、それによって顎が小さくなり、親知らずが十分に生えて来ない場合が多くあります。
なぜ親知らずというのかは、「親が気付かないうちに生えてくるから」と言われていますが、本当は「親が死んでしまってから生えてくるから」が正解だそうです。 昔は子供の親知らずが生えてくる頃は、親は寿命で亡くなっていることが多かったため、親が知らないから親知らずとなりました。
この親知らずを抜いたほうがいいのか、抜かなくていいのか、良く聞かれます。
分かりやすく簡単に方針を示したフローチャートを作りました。

<Question>
Q1.下の親知らずが完全に生えていますか?
完全に生えている →Q2へ進む
少しだけ生えています →①へ
骨の中で眠っています →②へ
興味がありません →⑤へ
Q2.下の親知らずは上の歯と咬み合わせを作っていますか?
はい、咬んでいます →③へ
いいえ、咬んでいません →④へ
やっぱり、興味がありません →⑤へ
<Answer>
①思い切って抜いてしまいましょう。
生えきっていない下の親知らず、およびそれに対する上の親知らずは抜歯してしまいましょう。
大切にとっておいても生えてくることはありません(年齢によります)。それどころか、よほどしっかりと管理しないと、将来は虫歯や炎症を起こす可能性大です。体調が悪いときに限って、痛み出してくるものです。
元気なうちに抜いてしまうのが賢明です。
②抜いてしまってもいいです。
口の中に全く顔を出していない親知らずであれば放置してもいいでしょう。
ただ、大事に寝かせておいても良い事は全くありません。出来れば、抜いてしまうことをオススメいたします。
③抜かないでおきましょう。
上の歯と咬み合わせをつくっているのであれば、とっておきましょう。
現代人は顎の骨も小さいので、親知らずは非常に磨きにくいです。また、虫歯になった場合も治療は非常に困難です。毎日、意識してしっかりと管理する習慣をつけましょう。
④これは迷うとところです。
咬み合せだけを考えれば、抜いてしまっても良いです。ただ、しっかりと管理が出来るようであれば、抜かなくてもいいと思います。
⑤残念なお答えです。
ご自分のお口の中に興味を持つことは健康維持のためにも非常に大切です。毎日、鏡に向かって歯磨きチェックをしましょう。
*これは大まかな方針を簡単に示したものです。歯並び、歯磨きの状態、年齢、骨の状態、歯周疾患などによって方針は変わります。一度、ご相談ください。
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